2012/09/02
Sonny Rollins : Road Shows Vol.2 [CD](2010年)

オススメ度
★★☆☆☆
所感
2010年9月10日にニューヨークのビーコン・シアターで催されたテナー・サックス奏者、ソニー・ロリンズ(1930年9月7日生)の80歳の誕生祝コンサートをメインに収録したライブアルバム。
ビーコン・シアターの音源は2~5曲目。1曲目は札幌、6曲目は東京での来日コンサートの音源。
いやー、御歳80でこの吹きっぷりはすばらしいですわー。つーかアルバムThe Bridge(1962年)でベースだったボブ・クランショウまでがまだ元気に弾いてるので驚き!
さて誕生祝いのゲストに我らがジム・ホールのほか、オーネット・コールマン、クリスチャン・マクブライドなどジャズの大家が出演。トランペットのロイ・ハーグローブって人と、ギターのラッセル・マローンて人はしらんかったけど名サポート、名ソロプレイで、けっこう好み。
ジム・ホールはソニー・ロリンズのMCで「もっとも好きなギタリスト、ジム・ホール!」と紹介され観客の大歓声で迎えられ登場、お得意の「In a sentimental mood」をギター、ベース、ドラムとのトリオで演奏。わーい。ジムとボブの数十年ぶりの共演だよ!ジムおじさまのギターはすばらしい音色です。2000年代後半の音源はどうも生音っぽいギター音源が多いので、わたくしが好きなギターアンプ主体の音色の録音があることは大変うれしく思います。そして十八番のエンディングパターンのソロで締め。割れんばかりの観客大喝采!
・・・ちょ、ロリンズは?ソニー・ロリンズはジムおじさんのときだけサックス吹かないてどういうこと?!しかもジムおじさんはの演奏は1曲だけ!あばばば。
内容はとってもよいライブ盤。しかしソニーとの邂逅共演を期待しただけにちょっと残念。単にジャズアルバムとしては素敵だがジム度で星2つ。マニア向けじゃ。
詳細
- アルバムタイトル(原題)
- Road Shows, Vol.2
- アルバム名義
- Sonny Rollins
- 収録年
- #1:2010/10/1 at Sapporo,Japan, #6:010/10/7 at Tokyo,Japan ,#2,3,4,5:2010/9/10 at Sonny Rollins's @80 Concert ; Beacon Theatre,New York City
- 制作
- Emarcy Records http://www.emarcy.com/
- 制作
- Doxy Records,under exclusive licence to Universal International Music B.V.
- 製造,販売
- Decca Label Group, a Division og UMG Recordings,Inc.
- 所有盤
- 輸入CD
- CD発売日
- 2011/9/5
- 規格品番
- B0015949-02
- UPC
- 602527749723
- 定価
- N/A
曲目
- They Say It's Wonderful
- 作曲
- Irving Berlin
- In a Sentimental Mood
- 作曲
- Duke Ellington,Irving Mills,Manny Kurtz
- Sonnymoon For Two
- 作曲
- Sonny Rollins
- I Can't Get Started
- 作曲
- Vernon Duke / Lyrics : Ira Gershwin
- Raincheck
- 作曲
- Billy Strayhorn
- St. Thomas
- 作曲
- Sonny Rollins
演奏者
- Sonny Rollins
- tenor sax
- Russell Malone (#1,4,5,6)
- guitar
- Bob Cranshaw(#1,2,3,4,5,6)
- electric bass
- Kobie Watkins (#1,2,4,5,6,)
- drums
- Sammy Figueroa (#1,2,4,5,6)
- percussion
- Jim Hall
- guitar (#2)
- Ornet Coleman (#3)
- alto sax
- Christian McBride (#3)
- acoustic bass
- Roy Haynes (#3)
- drums
- Roy Hargrove
- trumpet (#4,5)