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Jim Hall - Exploring Jazz Guitar [書籍]{ジム・ホールの楽譜}

Jim Hall Exploring Jazz Guitar

オススメ度

★★★☆☆

所感

Exploring Jazz Guitarはジム・ホール自身の著書であるギター教則本です。とはいっても、出版社であるHAL LEONARD Corporationの編集者Joff Jonesが聞き手となってジム・ホールの言葉を書き留めて編纂したもののようです。本書は洋書のため英語です。最近、重版がかかったようなのでゲット。以前は国内の出版社リットーミュージックから「ジャズギターの探検」として日本語訳が出版されていましたが現在は廃刊。なお、本書冒頭にジム・ホール自筆のコメントとサインがあり、その日付が「Oct 12 1990」(1990年10月12日)となっています。

本書の内容はジム・ホール自身のオリジナル曲10曲についての簡単な楽譜とそれぞれのコメントが中心。楽譜は五線譜とコードのみの表示で、ギター特有の楽譜であるタブ譜は無い。コメントではところどころ、どの弦を押弦するか手がかりが簡単に説明されている程度。細かい修飾とかを完コピしたものではない。説明に関しても、さらっとしか読んでないが、読者がある程度の音楽理論がわかっていることを前提に説明している様子。少なくとも和音の構成やペンタ以外のジャズ的なスケールがすぐ分かってないとちょっとわからんかも~。しかしながらジム・ホールがジョークを交えながら説明しているかんじで、なんとなくユーモラスな人柄が伝わってくる本です。なお、表紙のイラストはSometing Special(1993年)のカバーアートも描いたゲイリー・ラーソン。題名がジャズギターの探検ってことでジャングルの川をボートで下って探検する様子の絵になっており、川がギターの形となっている。

単にコピーしたいだけなら「The Best Of Jim Hall [書籍]{ジム・ホールの楽譜}」や「Guitar Signature Licks Jim Hall [書籍]{ジム・ホールの楽譜}」のほうを参照したほうがいいかなー。てことで星3つ。

詳細

書籍タイトル
Jim Hall - Exploring Jazz Guitar
書籍シリーズ
Artist Transcriptions
出版年
1991/1
形態
書籍(英語)
販売元
HAL LEONARD Corporation 書籍の直リンク
著者
Joff Jones
表紙イラスト
Line Drawing by Gary Larson,Color rendering by Lavrans Neilsen
発売日
1991/1
規格品番
HL 00699306
UPC
073999227048
EAN(ISBN)
9780793503926
定価
$19.95

目次(ページ 見出し / 太字は曲、楽譜を掲載)

-

ジム・ ホールのライブレポート掲載 雑誌jazzLife2009年7月号

雑誌jazzLife2009年7月号にジム・ホールのライブレポート掲載。2008年11月来日公演が延期して5月公演となったライブの記事。また、別コーナーのギター紹介記事でダキストのジム・ホール・モデルの解説が掲載されている。

記事の主な内容

Live Report アランフェス協奏曲 by ジム・ホール・クインテットwithストリングス special guest ロン・カーター(p14~15)
5月18日(月)東京渋谷Bunkamura オーチャードホールでのライブのレポート。ジム・ホールはなんと車椅子に押されてステージに登場したとのこと。うわー、心配。演奏も最初は調子が悪かったようだが演奏中にだんだんと調子を取り戻していったそうだ。セットリストは次の通り。All The Things You Are、Laverne Walk、Chelsea Bridge、Careful、Beija Flor、Furnished Flats、Django、October Song、Concierto de Aranjuez、St.Thomasジム・ ホールのライブレポート jazzLife2009年7月号 1
Master piece Jazz Guitar ギター史に名前を刻んだ名器 連載第14回 D'aquisto ダキストその1(p90~91)
ダキストのギターについての解説記事。特にスクロールのインレイにJim Hallとデザインした「ニューヨーカー・スペシャル」(ジム・ホール・モデル)を具体例にして写真付で解説している。ダキストのジム・ホール・モデル jazzLife2009年7月号 2

ちょーひさしぶりの更新。5月のジム・ホールのライブは結局いけませんでしたー。ジェフリー・キーザーの演奏は生でみたかったな~。

Guitar Signature Licks Jim Hall [書籍]{ジム・ホールの楽譜}

Guitar Signature Licks Jim Hall

オススメ度

★★★★☆

所感

Guitar Signature Licks Jim Hallはジム・ホールのギター楽譜です。デモ演奏を収録したCDが付属しているのですが、そのデモ演奏が究極とも言える耳コピ演奏!と思われます。とにかくそのあまりの偏執的なコピーぶりにCDを聴いてコーヒー吹いた。

本の体裁としては序章にジム・ホールの経歴や、機材について詳細な解説があり、ただの杓子定規なコピー楽譜ではないという本書の意気込みが感じられる。楽譜はギターのみの楽譜およびタブ譜で、かつ1曲まるごと掲載していなく、要所要所を採譜している。そのかわりに譜面の冒頭に曲の特徴やコード進行についての音楽理論の見地からの解説がある。もちろん英語ですががががー。

どーれ実演デモCDはどんなもんだべかなーっと聞きただしたところ1曲目の(All of a Sudden) My Heart Singsのイントロをききだし、おお、なかなかやるじゃんっ つーかすげーまじであんなわけわからんコードワークを採ってるのかよーと感嘆しつつもやはりあの音色までは無理かねーとナメた気分になる。きちんとドラム、ベース、ピアノなどとバンド編成までコピーしてるのは関心関心となぜだか偉ぶってきいていたところBig Blues あたりが妙に音色も再現率が高くあれ、あれれーなにこれなんなのッと驚嘆しはじめMy Man's Gone Nowなんてあの古いカラっとした中にも哀愁漂うリバーブとかもう本物じゃね?と本書およびCD様に土下座。楽譜が出てるってことはコピーした偉い人がいるってことなんですが、こうして音源きくと実感をもって世の中好き者には上がいるんだなぁと、アホのようにただただ呆然とするばかりでございます。

同じ出版社の既刊「The Best Of Jim Hall」と収録曲がいくつかかぶっており、そちらには1曲通して楽譜が載っているのであわせて参照するとよいかも。てことでギタリストには星4つ。

詳細

書籍タイトル
Guitar Signature Licks Jim Hall
書籍シリーズ
Guitar Signature Licks
出版年
2009
形態
書籍(英語),CD付属
販売元
HAL LEONARD Corporation

著者
Adam Perlmutter http://adamperlmutter.com/
発売日
2009
規格品番
HL00695848
UPC
073999227048
EAN(ISBN)
9780634080258
定価
$22.99

曲目

  1. (All of a Sudden) My Heart Sings
    作曲,作詞:Harold Rome,Henri Herpin,Jean Marie Blanvillain
    p6~11
    採譜アルバム:HallMarks(2006年),Circles(1981年)
  2. Angel Eyes
    作曲: Matt Denis,作詞:Earl Brent
    p12~18
    採譜アルバム:Live!(1975年)
  3. Autumn Leaves
    作曲:Joseph Kosma,作詞:(EN)Jonny Mercer,(FR)Jacques Prevert
    p19~25
    採譜アルバム:Alone Together(1972年)
  4. Big Blues
    作曲:James S.Hall (Jim Hall)
    p26~33
    採譜アルバム:All Across The City (1989年)
  5. My Man's Gone Now (from Porgy and Bess)
    作曲:Du Bose and Dorothy Heyward,George Gershwin,Ira Gershwin
    p34~38
    採譜アルバム:Intermodulation(1966年)
  6. Prelude To A Kiss
    作曲:Duke Ellington,作詞:Irving Gordon,Irving Mills
    p35~43
    採譜アルバム:Ballad Essentials(2000年,Concord)外部リンク*初出はAll Across The City (1989年)
  7. Scrapple From The Apple
    作曲: Charlie Parker
    p44~49
    採譜アルバム:Live!(1975年)
  8. St.Thomas
    作曲: Sonny Rollins
    p50~55
    採譜アルバム:Alone Together(1972年)
  9. Tangerine
    作曲:Victor Schertzinger,作詞:Johnny Mercer
    p56~60
    採譜アルバム:Jazz Guitar(1957年)

  10. Things Ain't What They Used to Be
    作曲:Mercer Ellington,Ted Persons
    p61~64
    採譜アルバム:Jazz Guitar(1957年)
  11. Without A Song
    作曲:William Rose,Edward Eliscu,作詞:Vincent Youmans
    p65~70
    採譜アルバム:The Bridge(1962年)
  12. You'd Be So Nice To Come Home To
    作曲:Cole Porter
    p71~77
    採譜アルバム:Concierto(1975年)

演奏者:同梱CDの実演

Doug Boduch
guitar
Warren Wiegrats
piano and keyboards
Tom McGirr
bass
Scott Schroesl
drums

-

The Best Of Jim Hall [書籍]{ジム・ホールの楽譜}

The Best of Jim Hall

オススメ度

★★★★☆

所感

The Best Of Jim Hallはジャズ・ギタリストであるジム・ホールのアルバムからギター演奏のみを採譜した楽譜です。14曲を約100ページにわたり掲載。五線譜のみでなく、ギターのタブ譜も表示されている。もちろんコードの表示もある。選曲は初期のアルバム「Jazz Guitar(1957年)」と1970年代の名盤が中心となっており、1980年以降の曲が2曲のみ。海外の書籍なのでもちろん英語だけど、注釈とかはなく一般的な楽譜記号で書かれているので英語がわからなくても問題ないかと思う。

内容を見たところ、わりとジム・ホールの弾き方を正確にコピーして採譜しているのではないかと思う。

ジム・ホールは特にバラードでメロディのスケール(音階)を弾くときに、複数の弦をまたがって弾かないで、1つの弦をローポジションからハイポジションに滑るようになだらかに上りながら弾くことが多いです。これはジム本人がいくつかの教則ビデオやインタビューで語っているように、音色を途切れないようにレガートにして、かつ他の弦にかわることで音色が変化しないようにするためです。一般的なギター奏法から考えるとジムの奏法は効率的な運指では無いため、あまりやる人はいないと思います。このようなジム独特の、普通は面倒くさい弾き方をこの楽譜ではわりと忠実に再現しているのが評価できる点だと思います。基本的にはメロディーの楽譜のみで、コードの押さえ方はあまり載っていないですが、構成上、避けられない箇所はところどころ独特なコードの押さえ方をタブ譜で表示しています。てことでギターをやる人にしか需要はないですが、インチキ楽譜ではなさそうなのでギタリストには星4つてとこ。

詳細

書籍タイトル
The Best Of Jim Hall
書籍シリーズ
Guitar Recorded Versions
出版年
2006
形態
書籍(英語)
販売元
HAL LEONARD Corporation / Official Site
発売日
2006
規格品番
HL00690697
UPC
07399990697
EAN(ISBN)
9780634080241
定価
$19.95

曲目

  1. Angel Eyes
    作曲: Matt Denis,作詞:Earl Brent
    p4~16
    採譜アルバム:Live!(1975年)
  2. I Can't Get Started With You
    作曲:Vernon Duke,作詞:Ira Gershwin
    p17~20
    採譜アルバム:Circles(1981年) *アルバムではWith Youの表示が省略されている
  3. My Man's Gone Now (from Porgy and Bess)
    作曲:Du Bose and Dorothy Heyward,George Gershwin,Ira Gershwin
    p21~25
    採譜アルバム:Intermodulation(1966年)
  4. Prelude To A Kiss
    作曲:Duke Ellington,作詞:Irving Gordon,Irving Mills
    p26~29
    採譜アルバム:Ballad Essentials(2000年,Concord)外部リンク*初出はAll Across The City (1989年)
  5. Rock Skippin'
    作曲:Duke Ellington,Billy Strayhorn
    p30~35
    採譜アルバム:Concierto(1975年) *オリジナルLPには無くCDになってから追加された曲。
  6. St. Thomas
    作曲:Sonny Rollins
    p35~44
    採譜アルバム:Alone Together(1972年)
  7. Sazanami
    作曲: Jimes S. Hall (Jim Hall)
    p45~56
    採譜アルバム:Textures(1997年)
  8. Simple Samba
    作曲: Jimes S. Hall (Jim Hall)
    p57~64
    採譜アルバム:...Where Would I Be?(1971年)
  9. Softly As In A Morning Sunrise (from "The New Moon")
    作曲:Sigmund Romberg,作詞:Oscar Hammerstein Ⅱ
    p65~69
    採譜アルバム:Alone Together(1972年)
  10. Stompin' At The Savoy
    作曲:Benny Goodman,Chick Webb,Edgar Sampson
    p70~75
    採譜アルバム:Jazz Guitar(1957年)
  11. Tangerine
    作曲:Victor Schertzinger,作詞:Johnny Mercer
    p76~81
    採譜アルバム:Jazz Guitar(1957年)
  12. Things Ain't What They Used To Be
    作曲:Mercer Ellington<
    p82~86
    採譜アルバム:Jazz Guitar(1957年)
  13. The Way You Look Tonight
    作曲:Jerome Kern,作詞:Dorothy Fields
    p87~94
    採譜アルバム:Live!(1975年)
  14. You'd Be So Nice To Come Home To
    作曲:Cole Porter
    p95~102
    採譜アルバム:Concierto(1975年)

隔週刊クール・ジャズ・コレクションNo.22 ジム・ホール Jim Hall 発売

購入ー。

隔週刊クール・ジャズ・コレクションNo.22 ジム・ホール Jim Hall 表紙隔週刊クール・ジャズ・コレクションNo.22 ジム・ホール Jim Hall 裏

横。薄いっ!

隔週刊クール・ジャズ・コレクションNo.22 ジム・ホール サンプル3

中はこんなん。左端に見えてるのが同梱CD。

隔週刊クール・ジャズ・コレクションNo.22 ジム・ホール サンプル1 隔週刊クール・ジャズ・コレクションNo.22 ジム・ホール サンプル2

所感

なんとまぁ1000円以上しながら全13ページ。うち、ジム・ホールの記事は1~10ページで、11~13ページはジムとは関係ないジャズの歴史解説でございます。なんというカラー同人誌・・・!ほとんど同梱のCD代金ですわ(笑)。しかも曲は全部持ってるし・・・。初心者は興味があれば、マニアの方は情報の補完に手にしてみてはどうでしょうか。

主な内容はジム・ホールの経歴紹介と、主なアルバムの解説。音楽的な解説はいっさいございませーん。ま、ジャズ初心者向けってことでいいんじゃないかと。同梱CDに収録した5曲はいずれも現在でも比較的入手しやすいアルバムから選曲しています。ここで1曲くらいマニア垂涎の入手困難な音源とかいれといてくれたらそりゃもーバカ売れ必至だったかと思いますが、まぁいいです。

ジム・ホールの経歴や逸話紹介ではわたくしも知らないことがいくつかあり、新たな発見もありました。それらは既出の書籍などからの引用ですので知ってる方は知ってるかも。面白かったのが、1956年ごろ(?)にジミー・ジュフリー(ts)とボブ・ブルックマイヤー(tb)とジム・ホール(g)がビル・クロウ(b)のアパートで雑談している中で各自が面白い話を披露するということになり、ビルの話が面白すぎて、ジムが笑い転げて左肩が脱臼した、というエピソード。(「さよならバードランド」ビル・クロウ著、村上春樹訳・新潮社からの引用)・・・そんなアホな!しかも、すぐに病院にいったが完治するはずも無く、翌日レコーディングしたそうな。素敵すぎる・・・。

あと、本書について気になる点に突っ込みをしてみる。まずは経歴の記述について。

(22-01ページ)BIOGRAPHY 1955年クリーブランド音楽院卒業後・・・

クリーブランド音楽院について、ジムは学士号を取得しているが、学院は辞めてしまって卒業はしていない、といくつかの書籍やライナーノーツで確認している。本当はどうなんでしょ。

次に、ソニー・ロリンズの「The Bridge(橋)」(1962年)へのジム・ホール参加について。

(22-05ページ)(ソニー・)ロリンズが、自身の2回目の復帰に当たって構想した新しいコンボにジムは熱望され、・・・

とあるが、別の書籍「ディスク・ガイド・シリーズ#036 ジャズ・ギター」(シンコーミュージック・エンタテイメント)では次のように解説していた。

(ソニー・ロリンズの「The Bridge」について)ハンガリー出身のギタリスト、アッティラ・ゾラーに声がかけられたが、スケジュールがあわず、ジムが紹介された

ま、このへんは大雑把に紹介してる入門者向けの書籍なので、重箱の隅な話ですが。せっかく買ったし、とりあえずCD聴いてみるかね・・・

詳細

書籍名
隔週刊クール・ジャズ・コレクションNo.22 ジム・ホール Jim Hall
発行所
株式会社ディアゴスティーニ・ジャパン http://www.deagostini.co.jp/
発売日
2008/12/16
定期刊行物コード
491021622019101133
定価
1,190円(本体1,133円)

同梱CDの収録曲

  1. ビートでジャンプ Up,Up and Away
    収録アルバム
    It's Nice To Be With You Jim Hall In Berlin (1969年,MPS)
  2. アイ・ヒア・ア・ラプソディ I Hear aRhapsody
    収録アルバム
    Live! (1975年,A&M Horizon)
  3. 心の中まで I've Got You under My Skin
    収録アルバム
    Intermodulation (1966年,Verve)
  4. マイ・アンド・オンリー・ラブ My and Only Love
    収録アルバム
    Commitment (1976年,A&M Horizon)
  5. アローン・トゥゲザー Alone Together
    収録アルバム
    Alone Together (1972年,Milestone)

 

プロフィール

kawagu

Author:kawagu
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